レッドブルのヘルムート・マルコは、ダニール・クビアトを来年トロ・ロッソで走らせるという決断と2014年のF1ロシアGPとの関係を否定した。レッドブルは、2014年のトロ・ロッソのドライバーとして、育成プログラムのトップであるアントニオ・フェリックス・ダ・コスタではなく、19歳のダニール・クビアトを起用することを発表した。
2014年にはソチでF1ロシアGPが初開催されるが、ヘルムート・マルコは、あくまでスキルでダニール・クビアトを選出したと述べた。F1ロシアGPの存在はダニール・クビアトの選出における要因になったかと質問されたヘルムート・マルコは「ノーだ。我々は中期的にレッドブルとトロ・ロッソにとって何がベストかを検討した」とコメント。「この決定に関与した全員が、ダニールが正しい候補だと述べた」「F1シート候補のジュニアのうち、彼のパフォーマンスは、当然の候補だった。彼は速く、成熟している」「ダニールはアグレッシブであり、決して諦めない。天性のスピードを持っている。我々は下位カテゴリーで彼を戦わせたが、テストなしでも彼にはペースがあった」ヘルムート・マルコは、シーズン中盤にF1がヨーロッパに戻ることには、ダニール・クビアトがジャン・エリック・ベルニュを脅かす存在になることを期待している。「もちろん、彼はF1がどのように動いているかについて学ばなければならないし、サーキットも学ばなければならない。だが、6〜8レース後にはジャン・エリック・ベニュルに挑戦する立場にいなければならない」関連:トロ・ロッソ、ダニール・クビアトを2014年のドライバーに起用