マックス・フェルスタッペン、角田裕毅、リアム・ローソンがいずれも、レッドブルRB21が扱いづらいと繰り返し不満を述べてきた一方で、レッドブルの姉妹チームであるレーシングブルズのVCARB 02については、まったく異なるフィードバックが寄せられている。今季、RB21とVCARB 02の両方をドライブしたローソンは、その2台の間にある顕著な違いについてコメントしたドライバーの一人だ。。
フェルスタッペンも、ローソンがシーズン序盤にレッドブルで苦戦していた3月、日本GPでの降格前に「彼らのクルマの方が僕たちのよりも運転しやすい」と述べていたレーシングブルズのマシンは「運転しやすい」のか?しかし、新たにレーシングブルズのチーム代表に就任したアラン・パーメインは、VCARB 02はエンジニアが適切なパフォーマンスウインドウに入れやすい設計になっていると説明する。本質的に運転が容易なわけではなく、最適な性能を発揮できる状態で走らせる機会が多いため、ドライバーがステアリングを握った際の感触が良くなるという。「運転しやすいクルマだという話がよく出ている」「多くの人がそれについて話していて、ドライバーがどのように対応しているかを見ている。でも実際には、空力的に最適なウインドウに入れやすいクルマだと思っている」「我々は必要なことをセットアップで行い、そこから最大限を引き出せる。それが単純にパフォーマンスにつながるんだ」レーシングブルズ「どこでもうまく機能する」レーシングブルズは現在、アストンマーティンとザウバーとともにコンストラクターズ選手権6位争いを繰り広げており、サマーブレイク時点で3チームの差はわずか6ポイントだ。ルーキーのアイザック・ハジャーはモナコGPで自己最高位の6位を記録し、チームメイトのローソンも6月のオーストリアGPで同じ順位を獲得している。パーメインは、VCARB 02はさまざまなサーキットに適応できる万能なマシンだと語る。「スパでもうまく機能したし、ここ(ハンガリー)でもうまくいった。いろんなサーキットでうまく走っている」「バルセロナでは本当に素晴らしかった。オーストリアもとても良かった。いや、どこでもかなり満足しているようだね」
全文を読む