角田裕毅が所属するレーシングブルズF1で重要な役割を果たしてきたオーレンが2025年をもってスポンサーを撤退することが発表された。ポーランドの石油会社オーレンは、2023年よりレッドブルの姉妹チームと提携しており、そのロゴはマシン、特にリアウイングに大きく表示されてきた。
同社は元ドライバーのロバート・クビサの主要スポンサーを務めていたこともあり、数年前からF1と関わりがある。オ-レンは2019年にウィリアムズでスポーツへのカムバックを果たしたクビサを支援し、翌年に控えドライバーとしてアルファロメオに加わった際には彼について行った。アルファロメでは、オーレンは2シーズンにわたって共同タイトルスポンサーを務めたが、その後、アルファタウリ(現レーシングブルズ)との提携に切り替えた。しかし、今回、オーレンはレーシングブルズとの提携を解消することを決定した。オーレンは、スポンサーシップ予算は引き続き使用するが、次世代の若手ドライバーの育成に投資するために使用すると説明している。