角田裕毅が所属するビザ・キャッシュアップRB F1チームのオフィシャルパートナーをつと得るチューダーがチーム限定バージョンの腕時計を発売する。2024年の幕開け、チューダーは生まれ変わったビザ・キャッシュアップRB F1チームのオフィシャルパートナーとなり、モータースポーツ界にカムバックすることを発表した。
これを記念して、チューダーはマスター クロノメーター認定を受けたブラックベイ セラミックに、チームの印象的なカラーリングにふさわしいブルーダイアルを備えた、チーム限定バージョンを製作。そしてこの度ついに、ドライバーの角田裕毅とダニエル・リカルドがパドックで着用している時計と同じモデルを手にすることができるようになる。レーストラックで競うレガシーを長きにわたり確立してきたチューダー。60年代後半のチューダー・ウォッチ・レーシング・チームに始まり、2015年のIMSAチューダー・ユナイテッド・スポーツカー選手権まで、チューダーはモータースポーツの黄金時代に勝者をサポートしてきた。そして2024年、チューダーはグリッドでその存在感を再び示す。ベテランドライバー、ダニエル・リカルドと、成長目覚ましい若手の角田裕毅がステアリングを握る、新生F1チームのビザ・キャッシュアップRBとともに。最も先進技術を要するスポーツのひとつとされるフォーミュラ1。だからこそブラックベイ セラミックは、ビザ・キャッシュアップRBチームにふさわしい。このモデルは、機械性能向上に対するチューダーのストイックなまでの追求を表している。スイス連邦計量・認定局(METAS)による厳格なテストを受けたブラックベイ セラミックは、時計製造における技術革新とハイテク美学の象徴だ。マスター クロノメーター認定は計時および耐磁性に関する業界屈指の厳しい基準である。マットブラックセラミックの要素とブラックのマニュファクチュールキャリバーが、このモデルの並外れた性能を引き立てている。チームが今シーズン着用しているモデルと同様の、ビザ・キャッシュアップRBのカラーであるブルーダイアルと、ブルーのスティッチが施されたストラップを備えたブラックベイ セラミック “ブルー”が、チューダーのモータースポーツの歴史に新たな章を刻む。COMPREHENSIVE INDEPENDENT CERTIFICATION AND HIGH STANDARDSMETASによるマスター クロノメーターは、包括的な認証制度として精度、耐磁性、防水性、パワーリザーブなど、機械式時計に求められる主たる機能特性を検査対象としている。その基準は精度一つとっても極めて高く、認定を得るためにはケーシングされた時計の日差が5秒以内(0、+5秒)でなければならない。これは、スイス公認クロノメーター(COSC)がケーシングされていない状態のムーブメントに定める(-4、+6秒)という基準よりも5秒も厳しい上、チューダーがマニュファクチュール キャリバー搭載の完成品に対して独自に定める日差(-2秒、+4秒)という基準よりも1秒少ない。さらにこの認証制度は、15,000ガウスの磁場環境にさらされた状態の時計の計時精度も保証する。そして、ブランドが提唱する防水性能やパワーリザーブも保証する。また、認証を得るには、2つの前提条件が必要であることにも注意が必要である。正式にスイス製を名乗るための基準を満たし、スイス公認クロノメーター検査協会(COSC)の認定を受けたムーブメントを搭載していなければならないのだ。CRITERIA AND TESTS FOR MASTER CHRONOMETER CERTIFICATION BY METASブラックベイがマスター クロノメーター認定を受けるためにクリアした前提条件およびテスト:■ スイスメイド■ スイス公認クロノメーター検査協会(COSC)による認定■ 2つの異なる温度下、6つの姿勢、そして2つのパワーリザーブ残量状態(100%および33%)での精度テスト■ 15,000ガウスの高磁場環境下でのスムーズな動作確認およびその後の精度テスト■ 200 m(660 ft)防水■ 70時間のパワーリザーブTHE MANUFACTURE CALIBRE MT5602-1Uブラックベイ セラミックに搭載されているマニュファクチュール キャリバー MT5602-1Uはチューダーがこだわる技術開発プロセスを示すもので、後から付加するモジュールに頼るのではなく、新しい機能を組み込むことを開発時から想定したムーブメントの構造だ。一部の人には些細なディテールかもしれないが、これを好む機械式時計愛好家も多いだろう。時間、分、秒を表示し、一般的なチューダーのマニュファクチュール キャリバーの外観と雰囲気に加え、太陽をモチーフにしたデザインがレーザーで施され、ブリッジに配されたマスタークロノメーターの表記がその卓越した性能を際立たせる。モノブロックのタングステン製ローターはオープンワーク仕様で、サンドブラスト仕上げのディテールを備える特徴的な放射状の溝がレーザーで施されている。ブリッジとメインプレートにはサンドブラスト仕上げとポリッシュ仕上げに加え、レーザーによる装飾が施された。堅牢性と正確性を兼ね備えるマニュファクチュール キャリバー MT5602-1U の 可変慣性テンプは、頑丈な両持ち式のトラバーシングブリッジに保持されている。またこのムーブメントはスイス公認クロノメーター認定を取得しており、協会が定める基準を上回る高い精度を達成している。COSC認定ではケーシングされていない状態のムーブメントで日差の平均を-4秒から+6秒の間で許容しているが、チューダーはさらにその上、腕時計として組みあげられた状態で日差6秒(-2秒、+4秒)という基準を適用している。METASでは、マスター クロノメーター認定を受ける時計がより厳しい日差5秒(0秒、+5秒)以内で動作することを条件としている。マニュファクチュール キャリバー MT5602-1Uは高い精度だけでなく、15,000ガウスまでの磁場では影響を受けないというその耐磁性の高さも認定されている。その他の特筆すべき特徴は、マニュファクチュール キャリバー MT5602-1Uが約70時間のパワーリザーブ、つまり「ウィークエンドプルーフ(週末耐性)」を誇ることである。それは腕時計を金曜日の夜に外し、再び月曜日の朝に身に着ける際に、再び時間を合わせてなくてもよいということを意味する。HIGH-TECH LOOK先端技術を彷彿させるコンテンポラリーなディテールと、チューダーが重んじるヘリテージを慎ましやかに表現した要素が融合するブラックベイ セラミック “ブルー”の外観。モノブロック構造のブラックセラミック製ケースの表面は...
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