キミ・ライコネンは、WRC第12戦ラリー・スペインのシェイクダウンステージでクラッシュし、レース出場を断念した。午前中に行われたシェイクダウンステージの2回目の走行でライコネンはクラッシュ。ロールゲージに酷く損傷しため、レース出場を断念した。「バンクに少し触れてしまい、クルマが飛びあがり、バンクにヒットした。ロールゲージが曲がってしまった。そういうことだ。規約で僕たちはスタートすることができないし、僕たちにできることはない。これからスイスに戻るつもりだ」とライコネンはコメント。
ラリー・ジャパンでもシェウクダウンでクラッシュを喫したライコネンだが、ラリーに対する情熱は冷めていないと語る。「そうだね、2度目だ。でも、(ミスをする可能性があることは)シーズン前にわかっていたことだ。ラリーが出来ないことの方が苦痛だ。チームのためにもね。でも、僕にできることはない。何も変わっていない。難しくなるだろうことはわかっていた。まだ楽しんでいるし、今回のラリーを楽しみにしていたけど、それは起こらない」来シーズンもシトロエンに残留するかどうかについては「残念ながらまだ決まっていない。いくつかオプションがある。確かに自分にとって正しいことを素早く選択しなければならない」「まだ何も決まっていない。将来のために良い方法を見つけたいと思っている。どこかの時点で決めなければならないし、全てのことには常に期限がある。シーズン末までにまとめられることを願っているけど、何も約束することはできない」