キミ・ライコネンは、2月11日のWRC開幕を前に、今月29日にスウェーデンで北極圏ラリーに参加する。2010年からWRCに転向したキミ・ライコネンにとって、今回の北極圏ラリーはシーズンを戦うシトロエン・ジュニアチーム C4 WRCでの初のレースとなる。「シトロエン・レーシングのワークショップ近くでのテストセッションでC4を少しは理解することができた」と先週C4で初テストを行ったライコネンは語る。
「今回のラリーは、競争的な状況でチームと働くこと、そしてマシンに対する学習曲線を続ける非常に素晴らしい機会だ」「昨年カイ(コドライバー)とこのラリーに参加したし、ルートは大方同じなので少しは助けになると思う」2010年はWRCにフル参戦するライコネンだが、F1復帰について質問したイタリア誌Autosprintの取材には以下のように答えている。「ずっとWRCへの参戦に興味を持っていた。キャリアのある時点でレッドブルからこの素晴らしいチャンスをオファーされたら、引き受けないわけがないだろ?」「F1への道はまだ開かれている。人生の9年間をF1に捧げてきたし、本当に素晴らしい思い出もいくつかある。今年中盤には決めようと思う。そのときにラリーに残るかグランプリに戻るか決めるつもりだ」
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