シトロエンと契約し、2010年はWRCに参戦することが決まったキミ・ライコネンだが、2011年以降もWRCを続ける可能性はある。シトロエンのレーシングディレクターを務めるオリビエ・ケスネルは、ライコネンとの契約は1年であることを認めているが、結果次第ではファーストチームのシートを与える可能性があると語る。「最初のシーズンに無茶な要求はしない。だが、彼が成長して適切なレベルを示せば、(2011年に)ファーストチームに起用する可能性がある」
2010年は、シトロエンのファーストチームからはWRC連覇中のセバスチャン・ローブが参戦し、キミ・ライコネンはジュニアチームからWRCに参戦する。ケスネルは、ライコネンがラリーでの1シーズンを楽しめなかったり、成功できなかった場合は「F1に戻るかもしれない」とつけ加えた。シトロエンのWRCチームを支援するのはレッドブルであるため、ライコネンは2011年にレッドブルでF1復帰するとの推測が広まっている。