アルファロメオ・レーシングは、F1イタリアGPの決勝に向けてフェラーリの“スペック3”エンジンを搭載することを選択。これにより、ライコネンはピットレーンからスタートすることになった。キミ・ライコネンは、F1イタリアGPの予選Q3でパラボリカでスピンしてクラッシュ。マシン後部が大きな損傷を負い、ギアボックス交換によって5グリッド交換が決まっていた。
さらにキミ・ライコネンは“スペック2”で予選を走っていたが、アルファロメオ・レーシングは、フェラーリのアップグレード版“スペック2”を投入することを決断。マシンは予選のためにコースに出て瞬間にパルクフェルメコンディションに置かれるため、異なる仕様のエンジンを搭載することで自動的にピットレーンスタートとなった。同じくエンジン交換を行ったレーシングポイントのセルジオ・ペレスは、同じ仕様の新品エンジンに交換したことでピットレーンスタートではなく、グリッド降格を選択している。F1イタリアGPの予選Q3では、キミ・ライコネンのクラッシュによる赤旗中断が、多くのドライバーがフライングラップに間に合わないという最後の数分の混乱の引き金となったが、ライコネンは「あまり興味はない。僕は関わっていない」と語った。
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