キミ・ライコネンが、F1日本GPへの意気込み、鈴鹿サーキットの印象を語った。キミ・ライコネン (フェラーリ)シンガポールの週末で唯一ポジティブだったことは、2台とも信頼性の問題なくレースを完走できたことだ。パフォーマンスに関して、僕たちは週末のスタートで困ったことになるのを少し懸念していた。何度も言ってきたように、レース週末が始まる前に予測するのは不可能だ。僕たちは、すでに金曜日の時点でタフになるだろうとわかっていた。
クルマはとてもナーバスだったし、まったくグリップがなかった。結局、状況はますます難しくなった。僕たちはかなり前にクルマの開発を止めたけど、他のチームは多少なりともクルマを改善させている。ここ2レースが特別なサーキットで開催されたことを考えれば、シンガポールのようなハイハウンフォースのトラックで、他が持ち込む改善が大きな影響を与えることは予測できていた。予選のあと、ポイントに届くという小さな目標も達成するのは難しいとわかった。レースの最初に2つのスティントをハード側のコンパウンドで行ったけど、クルマはまったくグリップがなかった。ソフト側のコンパウンドでは状況は少し良くなったけど、あまりに遅すぎたし、ポイントを取れたとは思わない。これから僕たちは鈴鹿へ向かう。フェラーリでドライブするのは初めてだ。僕は富士で2回表彰台に立っているけど、今回は違うトラックだ。とても速く、要求が多い。2005年の勝利は最高の勝利のひとつだ。後方からスタートして、最終的には先頭に立った。僕たちドライバーにとって、とてもきついトラックだ。現実的な目標は、ポイント圏内に到達することだ。全力を尽くすつもりだけど、難しいだろう。マクラーレンの追撃からコンストラクターズ3位を守ることと同じくらい難しいね。