キミ・ライコネンは、モナコはドライバーにとっての過去の“魔法”を失ったと語る。2005年にF1モナコGPで優勝しているキミ・ライコネンは、今週末のモンテカルロでF1参戦300戦目のグランプリを迎える。しかし、キミ・ライコネンはそれを祝うことを望んではいない。
「ケーキ、ドリンクなど何も望んでいない。単なる数字だし、僕にとっては何の意味もないことだ」とキミ・ライコネンは Auto Motor und Sport にコメント。そして、キミ・ライコネンは今のモンテカルロ市街地コースに苦言を呈する。パドックとガレージが狭くなっていることもその理由のひとつだが、さらに気に入らないのはコースに施された変更だと語る。「観戦するにはいい場所かもしれないけれど、正直、僕はモナコは全然好きではない」とキミ・ライコネンは語る。「もはや僕が初めてここに来て走った頃のサーキットではなくなってしまっている。スイミングプールコーナーはもっとタイトだったし、最初のコーナーにはバリアもあった。それ以外の箇所も同じように変わってしまっている」キミ・ライコネンは、以前のモナコはドライバーにとって腕の見せ所でもあったが、もはやそうではなくなってしまった語る。「以前は、ドライバーはここで違いを生み出すことができていたけど、もうそれはできない。今では速いクルマが常にトップにいる」
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