キミ・ライコネンが、アルファロメオ・レーシングの2019年F1マシンで初走行。33周を走行し、“クルマのフィーリングはいい”と手応えを語った。アルファロメオ・レーシングは2月14日(金)、イタリアのフィオラノサーキットでフィルミングデーを利用して2019年F1マシンのシェイクダウンを実施。マシンにはアルファロメオの伝説的な“クアドリフォリオ(四つ葉のクローバー)”の紋章とバレンタインデーにちなんだハートをテーマにしたブラック&レッドのカモフラージュカラーが施された。
キミ・ライコネンは、2001年にF1キャリアをスタートさせたチームに戻り、フェラーリのジュニアドライバーのアントニオ・ジョビナッツィとともにウンィルのチームで新時代をスタートさせる。新しいパープルとダークレッドのカラーリングが施されたヘルメットで走行に挑んだキミ・ライコネンは、1周2.997kmのフィオラノサーキットで33周を走破。フィルミングデーで制限されている100kmを最大限に活用した。「僕たちは順調にセッションを進めた」とキミ・ライコネンは語った。「クルマはフィーリングはいいし、今シーズン走行するクルマの第一印象を得ることができた。最後にいくつかの詳細について作業して、僕たちは2週間のテストのためにバルセロナに向かう。そこでもっとクルマのことを知るのを楽しみにしている」ザウバーとの技術提携を開始してから1年後、アルファロメオはチームの完全な命名権を引き継ぎ、1985年以来にグリッドに復活する。2017年の初めにザウバーで2つのレースで競ったアントニオ・ジョビナッツィは、初めてのフルシーズンのF1するにあたり、アルファロメオ・レーシングが昨年の力強い勢いを土台にして進歩していけると確信していると語る。「チーム内のモチベーションは非常に高く、僕もとても興奮している。僕たち全員が興奮している。クルマは美しいし、とても速く走ってくれることを願っている」とアントニオ・ジョビナッツィはコメント。「昨年、チームはうまくいったと思うし、かなり進化を遂げた。オーストラリアでの開幕戦から最終戦のアブダビまで、僕たちは3番目や4番目の最後の場所をかけて戦ていた」「昨年フィニッシュしたポジションからスタートできることを期待している。それは非常に高い目標だと思うけど、僕たちはできる限りのことをすべてやっている。僕にはキミという経験豊富な非常に強いチームメイトいるし、彼らが多くのことを学ぶことができる。チームはとてもうまくいっている。僕とキミは良いペアだし、確実にポジティブな結果を出せるはずだ」