キミ・ライコネンは、母国フィンランドでWRCデビューを飾ることが明らかになった。キミ・ライコネンは、今年すでに3度ラリーに参戦しているが、WRCの第9戦フィンランドでWRCに初参戦する。ライコネンは、今週初め、フィンランド中部で2日間にわたりアバルト・グランデ・プントでテストを行った。
ライネコネンのコ・ドライバーは、4度のWRC世界チャンピオンであるトミ・マキネンのコ・ドライバーを務めていたカイ・リンドストロームが担当。マキネンのチームがライコネンのアバルトを走らせるとみられる。マキネンとフィンランドのラリーに10度参戦しているカイ・リンドストロームは、ライコネンのWRCデビューが難しい仕事になるだろうと考えている。「ラリー・フィンランドは確かに簡単ではないだろう」とリンドストロームは語る。「僕たちはこれまで3回小さなラリーに出場したけど、3日間のWRCラウンドはずっと長いし、それらの地元イベントよりも激しい」「そして、ただラリーをスタートするのではなく、2日間レッキ(下見走行)を体験し、ノートに記録する。キミは非常によりペースノートを作っているが、レッキはプレッシャーになるだろう」リンドストロームは、ライコネンのグラベルでの経験不足が、来月の彼の仕事をよりタフにするだろうと語る。「彼はグラベルではなく、雪とアスファルトで戦ってきたが、僕たちはグラベルでテストを行った」「キミにとって最も厳しいことは、このイベントのスピードだ。ラリーフィンランドと使用される路面は、これまでにないくらい速い。それには時間がかかるだろう」「でも、忘れてはいけないのは、キミはかなり良いドライバーだということだ!彼は非常に才能があるし、うまく対処すると確信している。キミ・ライコネンは、1月に北極圏ラリー(Arctic Lapland Rally)でラリーデビューし、13位でフィニッシュ。2度目はヴァークナ・ラリーに参戦し、17位でフィニッシュしている。そして、初のアスファルトでのラリーとなったラリー・デラ・マルカでは第3ステージでクラッシュし、リタイアしている。
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