今季、何度か接触事故を起こしているキミ・ライコネンとケビン・マグヌッセンだが、お互いに話し合うつもりはないようだ。F1マレーシアGPで追突されたキミ・ライコネンはレースを“破壊された”と述べ、次のバーレーンGPでも接触されたことでケビン・マグヌッセンを非難した。一方、前戦モナコGPでは、レース終盤にキミ・ライコネンがケビン・マグヌッセンを抜こうとして判断を誤って接触。
レース後、ケビン・マグヌッセンは母国デンマークのテレビに対し、キミ・ライコネンが“飲んでいたんじゃない?”とジョークを交えて語っていた。だが、ケビン・マグヌッセンは、事故についてキミ・ライコネンと話はしていないと明かした。「あまり話すことはない」とケビン・マグヌッセンはコメント。「二人ともそれらの事故で何があったかを理解していると確信しているし、僕たちはそこから学び、前に進んでいる」「故意にやったけわけではない。アクシデントだ」キミ・ライコネンは、ステアリングを回し切ってしまい、トラックに復帰するにはバックする必要があったと述べた。「モナコでは彼を抜こうとした。でも、その時にヒットしたわけはない。コーナーを曲がり切れなかった。彼は僕の後ろにいたので、バックしたときに彼に当たった。少し後ろに押さなければならなかった」「ニュースになりそうな発言をしたければ、好きに言っていればいい。彼の自由だ」関連:ケビン・マグヌッセン、衝突してきたライコネンに「飲んでたんじゃない?」