キミ・ライコネンが、F1日本GPにむけて鈴鹿サーキット、そして日本の印象を語った。次は鈴鹿ですね。サーキットについてどのように考えていますか?通常、どこでレースをするかは僕にとってそれほど重要ではない。良い結果を出している限り、それを楽しむだろう。でも、鈴鹿は毎シーズン楽しみにしているトラックだ。長年そこにある独特なサーキットだ。ドライバーにとって挑戦だし、いつも良いレースになる理由もわかると思う。速いし、テクニカルで、オーバイテイクできる場所もある。レースはそうあるべきだ。
挑戦と表現しましたが、ここでコックピット内であなたを駆り立てるものは何ですか?本当に全てだね。全開だったり、ほぼ全開でいけるコーナーもあるけど、ブレーキングでバランスを取って、最高スピードを維持するために慎重にスロットルを開けなければならない場所もある。プッシュしすぎれば、簡単に痛い目に遭ってしまう。最終セッションのベストラップだったときの去年の予選のようにね。今回は全てをうまくまとめてトップを争えることを願っている。それは鈴鹿のようなサーキットで最も楽しめる場所だからね。ドライバーとして特別な会場ですか?レーシングサーキットとして独特の特徴があるし、スパとモナコと共に世界でトップ3に入る。そのような場所でレースに勝つのが一番楽しい。僕にとって鈴鹿に行くのは長旅なのでそんなに楽しくはないけど、トラックでF1カーを走らせると毎回素晴らしい気分になる。富士でも良いレースをした。ウェットレースだった2007年にかなり後方から表彰台フィニッシュを達成した。でも、2005年の鈴鹿は日本での最高の思い出だ。ベストレースを挙げるのはとても難しいものだ。特にたくさん勝っている場合はね。でも、このような場所でグリッドの最後列から勝利を勝ち取ったことはとても良く覚えている。国として日本の何が好きですか?特に東京が好きだ。訪れるときはいつも楽しい時間を過ごしている。楽しい場所だし、行くところもたくさんある。寿司が楽しみだね...日本のファンは?ザウバーで2001年に初めて鈴鹿を訪れて以来、ずっと地元のファンの本当に素晴らしい誠実さを楽しんでいる。彼らは本当にサポートしてくれる。どんなポジションでレースをしていてもね。鈴鹿での勝利は彼らにとっても最高の思い出だったと思う。2シーズンF1を離れていた去年でさえ、世界中に多くの日本のファンがいてくれた。素晴らしい気分なのは確かだね! レースをしているときも、ラリーを戦っているときも、いつも日本人のサポーターがいてくれたし、彼らの応援には感謝している。韓国でも力強いレースをしましたね。ロマンと接戦でしたね。かなり接戦だったと思うけど、僕たちは二人とも問題はなかった。基本的に彼はリスタート後のラップの最後に小さなミスをして僕に2位を明け渡した。ターン3でイエローフラッグが出るのはすでにわかっていたので、ターン1で彼をオーバーテイクすれば、抜き返すことはできないとわかっていた。それほど難しくはなかった。彼らはかなり激しくディフェンスしたけど、なんとか追い抜くことができた。予選が良ければ、もっと良い結果が可能でしたか?韓国の予選はかなり酷かったけど、グリッドポジションがもっと良ければ、結果が違っていたかどうかを話すのは難しい。最後、セバスチャン(ベッテル)は僕たちよりも速かった。それほど大きな差ではなかたけど、小さくもなかったのは確かだし、彼のタイヤの方がフレッシュだったので、いずれにせよ彼を捕らえるのは難しかっただろうね。韓国ではいくつかのレースよりもレッドブルに近づいていたけど、十分ではなかった。シーズン終了までに勝利数を延ばす可能性はあると思いますは?土曜日のパフォーマンスを改善できれば、常にチャンスはあるし、トライし続けているのは確かだ。何ができるかに目を向けていくつもりだ。