キミ・ライコネンは、記録にはこだわらないとしながらも、ミハエル・シューマッハの連続ポイント記録を破ることができれば「嬉しいだろう」と述べた。ポイントシステムこそ異なるが、キミ・ライコネンは、今週末のF1カナダGPでトップ10フィニッシュを果たせば、ミハエル・シューマッハが記録した24戦連続ポイント記録に並ぶことになる。
当然、“アイスマン”は記録についてはクールだ。「どこかの時点で全てはストップすると思っている」とキミ・ライコネンは Reuters にコメント。「僕たちは常に良いレースしてポイントを獲得することを目指しているけど、ほんの小さなことでそれが止まることはある」「もちろん、そうなれば嬉しいだろうね。すでにこのチームとは毎回素晴らしい。過去にはかなりリタイアが続いたときがあったので、過去とはかなり異なる。でも、どこかの時点でいくつかの困難がやってくると思っている」ミハエル・シューマッハは、2001年ハンガリーGPから2003年マレーシアGPまで24戦連続でポイントを獲得した。だが、ミハエル・シューマッハが記録を達成した当時と今とではポイントシステムが異なっている。2010年から10位までのドライバーにポイントが与えられるようになったが、2001年と2002年は6位まで、2003年は8位までにしかポイントが与えられなかった。 キミ・ライコネンの連続ポイント獲得には、今年のモナコと昨年のブラジルでの10位を含め、7位が2回、8位と9位が一回ずつ含まれている。トップ5にポイントが与えられていた1950年〜1959年までのポイントシステムも適用しても、ミハエル・シューマッハは23戦連続ポイント記録を保持することになる。また、仮に2003年のブラジルGPでの故障がなければ、ミハエル・シューマッハはその後に18戦連続でポイントを獲得しており、43戦連続でポイントを獲得していたかもしれない。
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