キミ・ライコネンは、2013年F1シーズンの優れたスタートに驚く理由はないと語る。キミ・ライコネンは、開幕戦オーストラリアGPで優勝を収め、7位で終えたバーレーン以降、3戦連続で2位表彰台を獲得している。現在、キミ・ライコネンはポイントリーダーのセバスチャン・ベッテルから4ポイント差の2位につけているが、ロータス内には序盤の力強い状態に驚いている感覚はないと主張する。
「なぜ僕たちが驚かなければならないのかわからない。背後に魔法など存在しないと思う」とキミ・ライコネンはコメント。「去年はスタートを改善させたかったし、僕たちはそれを成し遂げている」「僕はチームを知っているし、チームも僕のことをわかっている。僕たちは多くの経験を積んでいるし、今年はかなりの一貫性と速さがある」「序盤戦をうまくスタートすることが目標だったし、すでに僕たちは自分たちを力強いポジションに置いている」「すでにもっと多くのレースで勝っていたかったけど、それは実現しなかった」「振り返って、決して満足できるものではない。たとえ全てのレースで勝っているとしても、100%満足はしないだろう」キミ・ライコネンは、今季1度しか表彰台を逃していないが、予選でトップ3に入ったのは1度だけとなっている。ロータスの予選ペースとレースペースの見た目の違いにも関わらず、キミ・ライコネンは、ロータスがピレリのハイデグラデーションタイヤの恩恵を受けているとは考えていない。今年のレースの特徴についてキミ・ライコネンは「長年にわたって少し変化してきたけど、肝心なことはまだ同じだと思う」とコメント。「速くなければ、表彰台には上がれない。まず何より、そこにたどり着くために十分に強くなければならない」「異なるタイプのタイヤなどで違いを生む余地はあるかもしれないけど、それ以前に燃料でより多くの役割を果たすことができる」