ロータス、キミ・ライコネンの残留を主張 ロータス代表のエリック・ブーリエは、キミ・ライコネンをフェラーリに奪われるかもしれないとの噂に反応した。ブダペストで、キミ・ライコネンがフェリペ・マッサの後任としてフェラーリに復帰するとの噂が急浮上。キミ・ライコネン自身も、ルカ・ディ・モンテゼモーロ会長との間に深刻な確執はないと含みを持たせている。
「最後はもう少しいいカタチで終えられたかもしれないけど、人生は続いていくし、将来何が起こるかなんて決してわからない」とキミ・ライコネンは語った。これまでのところ、キミ・ライコネンはロータスと2年契約を結んでいるとみられていた。ロータスのチーム代表エリック・ブーリエは、「いつだって噂はあるものだ。我々はキミと2年契約を結んでいるが、あらゆる契約には常にオプションがある」「キミはここに満足していると思うし、フェラーリでの彼の経験が最高だったとは思わない」エリック・ブーリエは、キミ・ライコネンは2013年もロータス残留した方が懸命だと考えている。「(ロマン)グロージャンといた方が、アロンソを相手にするより確実に楽なだ。ここでナンバー1になる機会があるというのに、キミがフェラーリでセカンドドライバーになりたがる理由など見当たらない」キミ・ライコネン復帰の噂が加速したのは、フェリペ・マッサのシート喪失が濃厚とされているため。フェラーリは、フェリペ・マッサとの2013年の契約オプションを行使しなったことが報じられている。フェラーリのチーム代表ステファノ・ドメニカリは、F1ハンガリーGP決勝後「フェリペは、彼にとって非常に重要なレースがあることをよくわかっている」とコメント。また、キミ・ライコネンについては「非常に特別なドライバー」であり「「常に素晴らしい」と付け加えた。一方、フェリペ・マッサは、新たな噂について「確かにシーズン序盤は僕にとってあまりポジティブと言えものではなかったけど、今日はいい感触を持っている」とコメント。「契約の状況ははっきりしていないし、話すことは何もない」
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