キミ・ライコネンは、バレンシアで2009年以来となるF1マシンでの走行を行った。キミ・ライコネンは、現地時間8時30分にトラックに到着。ピレリのデモタイヤを装着し、現在のブラックとゴールドのカラーリングに塗られたルノーの2010年マシン「R30」で9時から走行を実施した。今回のテスト走行は、キミ・ライコネンがF1マシンの感覚を取り戻すために設定されたもの。
テストは今日と明日の2日間にわたって行われる。2012年F1マシンのテストは2月7日にヘレスでスタートし、初日にキミ・ライコネンがステアリングを握ることになっている。F1のテスト規制では、指定されたテストを除いては、最新のF1マシンを走らせることは許されていない。だが、2年前のマシンにはその規制が適応されないため、ロータスはデモタイヤを装着したR30でテストを実施している。キミ・ライコネンは先月、F1復帰における最大のハードルはタイヤに慣れることだと述べていた。「スピード失っているとは思わない。もちろん、タイヤに慣れることが最も厳しいことだが、あまり心配はしていない」とキミ・ライコネンは述べていた。