レーシング・ポイントF1チームのオーナーであるローレンス・ストロールによるアストンマーティンの株式取得が成立し、2021年からレーシング・ポイントF1チームは、アストンマーティンのワークスチームとしてF1に参戦することが発表された。カナダの大富豪であるローレンス・ストロールは、約2億ポンド(約285億円)でアストンマーティンの株式の20%を取得した。
最高経営責任者のアンディ・パーマーは、ローレンス・ストロールと彼が率いるコンソーシアムがアストンマーティンにいくつかの利益をもたらすと語った。「彼は、彼の経験と彼のF1チームへのアクセスをもたらす」とアンディ・パーマーは Reuters に語った。「ここ数年、我々は明確にラグジュアリーに根ざすことについて多くのことを話してきた。ストロール氏はラグジュアリーについて多くのことを知っている」今回の買収により、ローレンス・ストロールの所有するレーシング・ポイントF1チームが、2021年からアストンマーチンのワークスF1チームになることが合わせて発表された。ローレンス・ストロールは、辞任するペニー・ヒューズに代わって、エグゼクティブチェアマンとして取締役会に参加する。クラシックカーの豊富なコレクションを持つ熱心なモーターレーシング・エンスージアストのローレンス・ストロールは、トミー・ヒルフィガー、ラルフローレン、ピエール・カルダンなどのブランドを通じてファッション業界で成功を収め、その推定資産は20億ポンド以上(約2861億円)とも言われている。ローレンス・ストロールは、昨年コンソーシアムを結成してフォースインディアを買収。チーム名をレーシングポイントに変更し、多額の投資をしており、来年にはシルバーストンになるファクトリーを拡張する予定となっている。関連:F1 | レッドブル、アストンマーティンとのスポンサー契約を2020年で終了
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