レーシング・ポイントF1チームは、2019年F1日本GPの決勝レースで、セルジオ・ペレスが5位、ランス・ストロールが11位でレースを終えた。セルジオ・ペレスはファイナルラップでクラッシュ、ランス・ストロールは10番手を走行していた。しかし、チェッカーフラッグシステムの不具合によって1周前が最終リザルトとなり、ペレスは9位、ストロールは11位というリザルトとなった。
オトマー・サフナウアー(チーム代表兼CEO) 「今日は1ストップか2ストップかを選択する判断が難しく、結果を見れば2つの戦略にほとんど違いはなかった。ランスはレースの大部分でトップ10を走っていたし、ポイントを獲得するにふさわしい走りをしていた。何周にもわたってルノー勢を抑え込む素晴らしい仕事を果たしたが、彼らは残り数周でタイヤのアドバンテージを生かした。ランスの後ろを走っていたセルジオはサイコロを転がし、残り10周となって失うことなく2ストップレースに切り替えることができた。新しいソフトのセットを最大に生かし、数ポイントの獲得に繋がった。また、今日はセルジオの2.18秒という最速ピットストップを含め、何度も非常に素早いピット作業を実行したクルーを称えたい。加えて、6連覇でチャンピオンシップタイトルを勝ち獲得したメルセデスは素晴らしい。本当に素晴らしい偉業だと思う」 セルジオ・ペレス (9位)「僕たちのレースペースは予選よりも良くかったし、クルマに自信を持つことだできた。良いスタートが切れたし、チームは戦略で素晴らしい仕事をしてくれた。レース終盤に2度目のピットストップでソフトタイヤに交換して再びポイント圏内に戻ることができた。最後にチェッカーフラッグが1周早く出るという混乱があったので、ガスリー(トロ・ロッソ)に押し出された時はレースがもう終了していた。フレッシュタイヤだった僕の方が彼よりずっと速かった。僕は彼の前にいて十分な空間を残していたし、接触する必要なんてなかった。あんな形でクルマにダメージを負ってレースを終えるのは残念だ。それでもチームのためにポイントを獲ることはできた」ランス・ストロール (11位)「第1スティントは堅実にトップ10を走っていて良かったけど、今日の一番の問題は終盤にタイヤに苦しんだことだ。レースの大半をガスリーのすぐ後ろで走ったこともフロントタイヤに良くなかったけど、最後の10周は本当にグリップがなくて8番手を守り切れなかった。1ストップだったけど、もしかした2ストップが正解だったかもしれない。その方がレースの最後で大きなアドバンテージが得られることができたはずだ。チェコ(ペレス)を見ればわかるようにね。レース序盤はコース上で良いポジションにいたし、ポイントを獲得するためになんとか持ちこたえようと頑張った。今日は僕たちの思うようにいかなかった。次戦までの改善できる部分を理解するために分析していく」
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