レーシング・ポイントF1チームは、F1ハンガリーGPの決勝で、セルジオ・ペレスが11位、ランス・ストロールが17位でレースを終えた。オトマー・サフナウアー(チームプリンシパル)「スターティングポジションを考えれば厳しい戦いになることはわかっていたが、我々は全力を尽くし、セルジオに関しては1ポイント獲得まで近いところまでいけた。アルボンの動きは非常に断固たるもので、重大な接触があり、レース終盤にはそれがセルジオのマシンに影響を及ぼした」
「ランスに関しては早い段階で周りのマシンに対応しなければならず、予定していたよりも早いピットストップを強いられた。ジョビナッツィのピットインに対応しなければならなかったが、ラッセルがランスと同じラップでピットに入ってきたので彼の後ろにスタックすることになってしまった。レース終盤にフレッシュタイヤを生かせられることを期待して2ストップレースに切り替えたが、結局、周回数が足りなかった。ブダペストをノーポイントで去ることになったのは残念だが、休暇後にはリフレッシュし、シーズン後半戦はさらに強力な戦いをすると決意して戻ってくるつもりだ」セルジオ・ペレス (11位)「今日のレースは間違いなく誇りに思えるものだったと思う。素晴らしいレースだった。良いスタート、良いファーストラップ、2台をアンダーカットするアグレッシブな戦略、そして、最後まで限界までプッシュし続けた。終了間際に(アレクサンダー)アルボンが急速に追いついてきて接触し、サスペンションを破損した。最後の3~4周は本当に苦労したし、11位でフィニッシュするだけでもチャレンジだった。厳しいレースを予想していたが、最後の瞬間まではポイント争いにいた。惜しくも届かなかったけどね。全力は出し尽くしたし、それには満足している。シーズン後半は僕たちにとって有望なもになることを願っている」ランス・ストロール (17位)「今週末についてはあまり話すことがないし、そのことは残念に思う。最悪のスタートだっし、ファーストラップでまったくポジションを上げることができなかった。ハンガロリンクではそれが非常に重要だ。レースの大部分のウィリアムズのラッセルの後ろにスタックしていた。僕のレースを要約するならばそういうことだ。マシン特性を考えれば、このコースが僕らにとって難しくなることはわかっていたし、オーバーテイクも簡単ではなかった。フラストレーションの溜まるレースだった。休みを使って気持ちを切り替えて、ベルギーで戦えるようにして戻ってくる。ベルギーのトラックは僕らのマシンにはるかに合っていると思う」