F1ポルトガルGPは、2021年のF1世界選手権の第3戦としての開催する計画が承認された。2月11日(木)に開催されたF1コミッションの会議では、2021年のF1カレンダーで“TBC”となっている第3戦を含め、多くの問題が議論された。第3戦の枠は2020年に新型コロナウイルスによって中止となっていたF1ベトナムGPのために空席のままにされていた。
しかし、ハノイの人民委員会委員長であるグエンドゥ・クチュンが逮捕され、国家機密を流用したとして起訴された汚職スキャンダルの中で2021年も中止が決定した。F1ポルトガルGPは、大きく混乱した2020年のスケジュールでF1グランプリを初開催し、ルイスハミルトンが記録的な92回目の勝利を挙げた。今年のカレンダーはすでに調整されており、3月28日にF1バーレーンGPで開幕し、3週間後にイモラで第2戦が開催される。F1は、スペインGPの1週間前の5月2日にポルティマオが第3戦を開催する計画を承認した。「グループは、2021年カレンダーの現在のバージョンの“TBC”のスペースをアップデートした」とF1は声明で述べた。「F1の意図は、すでにカレンダーで開催されている日にポルトガルのポルティマオでのレースでポジションを埋めることだ」「まだ最終合意はプロモーターとの契約の議題となっている」「堅牢なCOVID-19プロトコルにより、F1は2020年に17のイベントを実行でき、2021年に再び世界選手権を実行できる」「状況の変化には柔軟性が必要かもしれないが、FIAとF1はカレンダーが計画どおりに進むように政府から地方組織まであらゆるレベルで取り組んでいる」2021年のF1世界選手権 カレンダー開幕戦 3月28日 バーレーン (サヒール)第2戦 4月18日 イタリア (イモラ)第3戦 5月2日 ポルトガル(アルガルベ)第4戦 5月9日 スペイン (バルセロナ)第5戦 5月23日 モナコ (モンテカルロ)第6戦 6月6日 アゼルバイジャン (バクー)第7戦 6月13日 カナダ (モントリオール)第8戦 6月27日 フランス (ルキャステレ)第9戦 7月4日 オーストリア (シュピールベルク)第10戦 7月18日 イギリス (シルバーストン)第11戦 8月1日 ハンガリー (ブダペスト)第12戦 8月29日 ベルギー (スパ ・フランコルシャン)第13戦 9月5日 オランダ (ザントフォールト)第14戦 9月12日 イタリア (モンツァ)第15戦 9月26日 ロシア (ソチ)第16戦 10月3日 シンガポール (マリーナ・ベイ)第17戦 10月10日 日本 (鈴鹿)第18戦 19月24日 アメリカ (オースティン)第19戦 10月31日 メキシコ (メキシコシティ)第20戦 11月14日 ブラジル (サンパウロ)第21戦 11月21日 オーストラリア (メルボルン)第22戦 11月28日 サウジアラビア (ジャッド)第23戦 12月1日 アラブ首長国連邦 (アブダビ)
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