ポルシェは、F1を約20年開催した南アフリカのキャラミサーキットを買収した。先週、全長4.26kmのトラックを含めた72ヘクタールの敷地がヨハネスブルクでオークションにかけられ、ポルシェ南アフリカが2億500万ランド(約19億7500万円)で落札した。キャラミは、2010年の世界スーパーバイク選手権を最後に国際カテゴリーのレースを開催していないが、ポルシェは、今後、再びレースを開催する可能性があることを明確に示している。
ポルシェ南アフリカ責任者のトビー・ヴェンターは「キャラミがレースのために救済されたことが最も重要であり、我々はレーストラックとしての運営を継続させる予定だ」とコメント。キャラミは、1967年から1985年までF1レースを開催し、ボイコット騒動を経て1992年と1993年に一時的にカレンダーに復帰したが、メインスポンサーの倒産により再びF1から遠ざかった。