ピレリは、来週バルセロナで実施される非公開シェイクダウンテストに向け、2026年F1マシンを投入する各チームが選択したタイヤコンパウンドを明らかにした。2026年のF1世界選手権シーズン開幕を目前に控え、各チームは新車の初期評価に向けた重要な1週間に備えている。アクティブ・エアロダイナミクスの理解から多様なテストモードの検証まで、今回のテストは決して“慣らし運転”にとどまる内容ではない。
キャデラックF1チームはこのテストでF1初走行を迎える一方、マシン準備の遅れによりテストを欠席するチームも存在する。全チームにはウエットおよびインターミディエイトタイヤが支給されており、各チームの選択からはテストプログラムの方向性が透けて見える。マクラーレンマクラーレンF1はテスト初日を欠席し、さらなる開発時間を優先する判断を下した。タイヤ配分ではミディアムタイヤを重視し、ソフトとハードの本数を抑えている。■ C1 ハード:4セット■ C2 ミディアム:10セット■ C3 ソフト:6セット■ インターミディエイト:4セット■ ウエット:1セットメルセデスメルセデスF1は大胆な選択を行い、ソフトタイヤを12セット確保。短いスティントを中心とした走行を想定しつつ、ハードタイヤによるロングランも視野に入れている。■ C1 ハード:8セット■ C2 ミディアム:0セット■ C3 ソフト:12セット■ インターミディエイト:4セット■ ウエット:1セットレッドブル・レーシングレッドブル・レーシングはハードタイヤを一切選択せず、C3ソフトを18セット確保する極端な構成を採用。短く速いスティントを中心としたプログラムが想定されており、ピレリ側も注視することになりそうだ。■ C1 ハード:0セット■ C2 ミディアム:4セット■ C3 ソフト:18セット■ インターミディエイト:4セット■ ウエット:2セットフェラーリフェラーリF1は中庸なアプローチを選択。C2ミディアムを12セット確保し、ソフトとハードは最小限に抑えている。■ C1 ハード:4セット■ C2 ミディアム:12セット■ C3 ソフト:3セット■ インターミディエイト:4セット■ ウエット:2セットウィリアムズウィリアムズF1はFW48が走行可能な状態に至っておらず、バルセロナテストを欠席する。ただし、仮に参加していた場合は、レッドブル・レーシング同様、ソフト重視の構成を選択していた。■ C1 ハード:0セット■ C2 ミディアム:4セット■ C3 ソフト:17セット■ インターミディエイト:3セット■ ウエット:1セットアストンマーティンアストンマーティンF1は比較的保守的な配分を選択。ミディアムタイヤを中心に据えつつ、C1ハードでの限定的なロングランも想定している。■ C1 ハード:3セット■ C2 ミディアム:10セット■ C3 ソフト:7セット■ インターミディエイト:4セット■ ウエット:1セットハースF1チームハースF1チームはハードタイヤを選択せず、C3ソフトを13セット確保。短距離走行を重ねるプログラムが見込まれる。■ C1 ハード:0セット■ C2 ミディアム:4セット■ C3 ソフト:13セット■ インターミディエイト:6セット■ ウエット:2セットアウディアウディF1はソフトタイヤを重視しつつ、C1ハードを2セット確保。初回テストとしてはバランスを取った構成となっている。■ C1 ハード:2セット■ C2 ミディアム:6セット■ C3 ソフト:10セット■ インターミディエイト:4セット■ ウエット:3セットアルピーヌアルピーヌF1はミディアムとソフトを同数選択し、短距離から中距離まで幅広いスティントを想定。メルセデスPUカスタマーとして迎える初の本格テストに備える。■ C1 ハード:2セット■ C2 ミディアム:9セット■ C3 ソフト:9セット■ インターミディエイト:4セット■ ウエット:1セットキャデラックF1初の本格テストに臨むキャデラックF1チームは、堅実な構成を選択。シミュレーションよりも実走データ収集を優先する姿勢がうかがえる。■ C1 ハード:4セット■ C2 ミディアム:6セット■ C3 ソフト:10セット■ インターミディエイト:4セット■ ウエット:1セット
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