ピレリが2011年にF1に供給するタイヤは、実質的にGP2で使われるものと同じスペックになるようだ。ニック・ハイドフェルドは、ピレリの2011年のプロトタイプのタイヤを装着したトヨタ TF109で2日間のテストを完了させた。しかし、実際にはタイヤは最近ダラーラ製GP2マシンでテストされたタイヤと同じものだったようだ。
ピレリは7月にポール・リカールでGP2タイヤのテストを実施したが、それがピレリのF1進出とは関係ないと思われていたため、あまり多くの注目を集めていなかった。ムジェロでは、ニック・ハイドフェルドとともに、2011年のGP2マシンのシェイクダウンを担当したベン・ハンリーもピレリのプロトタイプタイヤをテストしていた。ピレリのモータースポーツディレクターを務めるポール・ヘンベリーは「狙い通りだし、今回のテストで分析すべき多くのデータが得られた。まさに我々が望んでいた状況だ」と述べた。ピレリは、2011年からF1、GP2、GP3にタイヤを供給する。関連:GP2、2011年マシンをシェイクダウン - 2010年7月17日
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