ピレリは、2019年 F1ロシアGPの決勝で各ドライバーが使用可能な持ちタイヤ数を発表した。ピレリは、ソチ・オートドロームにC2(ハード/ホワイト)、C3(ミディアム/イエロー)、C5(ソフト/レッド)という3種類のコンパウンドを選択。レースではC2とC3のいずれか1セットを使用されなければならない。
上位2列では、奇数グリッドのフェラーリ勢がソフト、偶数グリッドのメルセデス勢がミディアムをスタートタイヤに戦略氏、戦略が分かれた。ピレリによると、F1ロシアGPでの最速の戦略はソフト‐ハードと繋ぐ1ストッパー。15~19周目をタイヤ交換のタイミングとしている。2番目に最速の戦略はミディアム‐ハードとつなぐ1ストッパーでこの場合はミディアムのタイヤ交換のタイミングを14~22周目と推定している。わずかに遅い戦略としてソフト‐ミディアムとつなぐ1ストップを挙げた。この場合は22~26周目をタイヤ交換のタイミングとしている。マリオ・イゾラ(ピレリ カーリングレース責任者) 「Q2でミディアムタイヤで最速タイムを記録したのはメルセデスだけであり、明日に向けて興味深い戦略上の戦いが約束されている。昨夜の雨でFP3と予選の前に路面がリセットされ、その後、若干進化することになった。しかし、日中にそれ以上の雨はなかった。もし天候がこのまま持ってくれれば、明日はより安定した路面となることが期待できる。そうなれば明らかに1ストップ戦略がベストだ。しかし、1ストップ戦略と言っても、3種類全てのコンパウンドが使われ、多くのバリエーションを目にすることになるだろう。ソチはオーバーテイクが簡単なサーキットではないので、明日はピットやコースでの戦術バトルを期待していいだろう」
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