ピレリが、2018年のF1世界選手権 第19戦 メキシコGP 決勝でのタイヤ戦略を振り返った。高地の薄い空気の下でマシンのダウンフォースが低減され、スライドを誘発したことからもタイヤデグラデーションレートが高くなり、1ストップと2ストップが入り混じる展開となった。終盤にファステストラップを記録したメルセデスのバルテリ・ボッタスは、3ストップ戦略で5位を獲得した。
レッドブルのマックス・フェルスタッペンが2ストップ戦略でレースを制した。これとは異なる2ストップ戦略で4位を獲得したメルセデスのルイス・ハミルトンは、キャリア5回目のドライバーズタイトルを獲得した。トップ10ドライバー中の5名が1ストップ戦略を採り、その内3名は、ハイパーソフトでスタート後、スーパーソフトで長いファイナルスティントを走行した。キミ・ライコネンがオープニングスティントをウルトラソフトで走行し、54周の長いファイナルスティントをスーパーソフトで走行するなど、トップ10内で異なる6種類の戦略が展開された。ピレリはメキシコに留まり、火曜日に行われる2019年型タイヤの最終開発テストに臨む。ザウバーのマシンをアントニオ・ジョビナッツィがドライブする。その後、コロンビア人ドライバーのタチアナ・カルデロンが、デモ走行でF1デビューする予定となっている。マリオ・イゾラ (ピレリカーレーシング責任者)「2ストッパーが確実な勝利戦略と認識されながらも多くのドライバーが1ストップを選択するなど、タイヤマネジメントの観点でトリッキーなレースでした。各チームは、序盤からデグラデーションやグレイニングをケアするタイヤマネジメントに追われ、戦略に関して数多くのアプローチが見られました。結果的に、トップ3チームで2台のマシンに同一の戦略を採ったチームがありませんでした。このことからも、戦略の決断が難しかったことが窺えます。バーチャルセーフティーカーによって戦略的な複雑性が増し、各チームは、変化する状況への対応を余儀無くされました。ドライバーズチャンピオンに相応しい素晴らしいシーズンを闘ってきたルイス・ハミルトンとメルセデスを祝福します」ピットストップ戦略:「我々の予測通り、2ストッパーが最速戦略となりました。マックス・フェルスタッペンは、理論上最速と予測した戦略を採りました。ウルトラソフトでスタートしたフェルスタッペンは、13周目と48周目にスーパーソフトへ交換し、71周のレースを制しました」関連:【動画】 F1メキシコGP 決勝ハイライト
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