ピレリは、2019年のF1タイヤのカラーレンジを発表。来シーズンは各レースに3色のタイヤのみが使用される。ピレリは、2019年も5~6種類のドライコンパウンドを用意され、各グランプリ毎に3つのコンパウンドを配分される予定だが、呼称はハード、ミディアム、ソフトの3種類に統一。識別カラーはハードがホワイト、ミディアムがイエロー、ソフトがレッドの3色のみとなる。
ピレリのカーレーシング責任者を務めるマリオ・イゾラは「あまりにカラーが多かったし、我々はレインボーをなくしたかった。そのため3種類だけにsたかった」と述べた。また、チームとメディアは、各レース前にハード、ミディアム、ソフトにどのコンパウンドが割り当てられているかを事前に伝えられる。だが、現在のハイパーソフトやミディアムソフトといった名称はコードに置き換えられる。コードが数字になるか文字を使用するかはまだ決定していない。「各コンパウンドに数字を当てることを考えている。現在、我々はそれを議論している。エンジニアと話したところ、彼らはシステムのために文字を好んでいる。だが、基本的には各コンパウンドを明確に定義していく」「5つのコンパウンドをホモロゲーションする場合、1、2、3、4、5となり、事前に情報を与える。なので、今回のレースではハードが2、ミディアムが3、ソフトが4であると知ることができる。異なるサーキットで比較することができる。だが、観客のためには3色となる」マリオ・イゾラは、タイヤに各コンパウンドのコードを記載する必要はないと考えていると語る。「我々は事前に全員に情報を与える。チームは選択しなければならないからね。だが、サイドウォールにそれらは記載されない。しかし、みなさんは今回のイベントではどれがハード、どれがミディアム、どれがソフトかを知ることができる。必ずしもタイヤの数字や文字を記載する必要はないと思っている」