ピレリが、2018年のF1世界選手権 第13戦 ベルギーGP 決勝でのタイヤ戦略を振り返った。フェラーリのセバスチャン・ベッテルが、スーパーソフト-ソフトと繋ぐ1ストップ戦略でスパを制した。表彰台を獲得したドライバーを含む上位勢の多くが同じ戦略を採った中、後方のグリッドからスタートしたメルセデスのバルテリ・ボッタスは、2ストップ戦略で4位を獲得した。
バルテリ・ボッタスは、ソフトタイヤでファステストラップを記録。このタイムは、ウルトラソフトで記録された昨年のファステストラップを更新するものだった。バルテリ・ボッタスの後ろには2台のフォースインディアが続いた。新生フォースインディアにとっては、大きな励みとなる結果となった。ルノーのカルロス・サインツ.、マクラーレンのストフェル・バンドーン、フェラーリのキミ・ライコネンのみがミディアムタイヤを使用した。バンドーンとライコネンは、1コーナーでの事故を受けて導入されたセーフティカー導入周回中にミディアムへ交換した。昨日の雨の後、ドライコンディションが継続し、レース中の気温は19℃前後だった。マリオ・イゾラ (ピレリカーレーシング責任者)「タイヤは、スパの非常に厳しい要求に良く耐えていました。序盤のセーフティカー導入によってオープニングスティントが長くなり、大半のドライバーが余裕を持って1ストップ戦略を実行できました。バルテリ・ボッタスは、スーパーソフトでの長い第2スティントを含む2ストップ戦略を採り、後方グリッドのスタートから4位を獲得しました。これから、来週開催される我々のホームレースの地、モンツァへ向かいます。モンツァでも今回と同じタイヤ選択となります」「セバスチャン・ベッテルが、我々が予測した1ストップ戦略で優勝しました。スーパーソフトでスタートしたベッテルは、22周目にソフトへ交換しました。2位を獲得したメルセデスのルイス・ハミルトンは、ベッテルよりも1周早くピットストップを行いました」関連:動画 | F1 ベルギーGP 決勝 ハイライト
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