ピレリが、2018年のF1世界選手権 第12戦 ハンガリーGP 決勝でのタイヤ戦略を振り返った。メルセデスのルイス・ハミルトンが、ウルトラソフト~ソフトとつなぐ1ストップ戦略を採り、ポール・トゥ・ウインでハンガリーグランプリを制した。4番グリッドからスタートしたフェラーリのセバスチャン・ベッテルは、ソフト~ウルトラソフトとつなぐ1ストップ戦略で2位を獲得した。ベッテルと同様の戦略を採ったレッドブルのダニエル・リカルドは、12番グリッドのスタートから4位入賞を果たした。
また、2ストップ戦略を採ったフェラーリのキミ・ライコネンは、3位を獲得した。スタート直後には路面温度が60度を超える、極めて高温のコンディション下でレースが行われた。ハースを除く全チームがハンガリーに留まり、火曜日と水曜日に行われる今年2回目のインシーズンテストに臨む。トロロッソ・ホンダの1台が、ピレリの2019年型プロトタイプタイヤをテストする予定。マリオ・イゾラ (ピレリカーレーシング責任者)「昨日の予選がウエットコンディション下で行われたため、各チームはスタート時に装着するタイヤを自由に選択可能となり、戦略が多岐に分かれることにつながりました。特に、ベッテルとリカルドは、ライバルたちとは異なる戦略でグリッドポジションをアップすることに成功しました。昨日の雨の後、路面が初期状態にリセットされ、金曜日のフリー走行で各チームが取得したデータは、レース戦略を構築するにあたって信頼性の高いものとなりました。結果的に、全体を通して、複数の異なる戦略が見られました。各チームは、これまでにない程の高い路面温度の下で優れた耐久性を示した全3種類のコンパウンドを活用することができました。ピットストップ戦略ルイス・ハミルトンが、我々が予測した最適な1ストップ戦略で優勝した。ウルトラソフトでスタートしたハミルトンは、25周目にソフトへ交換した。結果的に5位に終わったチームメイトのバルテリ・ボッタスは、ハミルトンと同様の戦略を採ったが、ソフトタイヤで長い最終スティントを走行した。OO.ready(function() {window.pp = OO.Player.create("player", "g1MzJ2ZjE6MG8HypaD4_wB5d7q0BVW61");});関連:F1ハンガリーGP 結果 | ルイス・ハミルトンが優勝、ガスリー6位入賞
全文を読む