2018年 F1世界選手権 第6戦カナダGPでの各ドライバーのタイヤ選択をF1公式サプライヤーのピレリが発表した。ピレリは、高速ストレートとハードブレーキングを強いられるレイアウトを有するジル・ヴィルヌーヴ・サーキットに、前戦モナコGPに続いて最も柔らかいコンパウンドであるハイパーソフト(ピンク)を投入。
F1カナダGPでは、スーパーソフト(赤)、ウルトラソフト(紫)、ハイパーソフト(ピンク)と最も柔らかいレンジの3種類のコンパウンドが選択され、チームはレースでスーパソフトとウルトラソフトのいずれか1セットを使用されなければならず、ハイパーソフトは予選Q3で使用しなければならない。残りの10セットはチームが自由に選択できる。極端な選択をしたのはメルセデス。モナコGPでハイパーソフトに苦労したメルセデスは、全チームで最も少ない5セットのハイパーソフトを選択。ウルトラソフトを最大の5セットを選択している。フェラーリとレッドブルはまったく同じタイヤ選択を採用。スーパーソフト2、ウルトラソフト3、ハイパーソフト8とメルセデスとは対照的な選択となっている。F1モナコGPでピエール・ガスリーが優れたタイヤマネージメントを見せたトロロッソ・ホンダも、フェラーリとレッドブルと同じスーパーソフト2、ウルトラソフト3、ハイパーソフト8という選択とした。
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