ピレリは、F1オーストリアGP後にシュピールベルクで行われた今シーズン最後のインシーズンテストで2016年型F1タイヤレンジに組み入れられる可能性がある新素材をテストした。マノー以外の全チームがテストに参加し、F1デビューとなるフェラーリのアントニオ・フォコやトロ・ロッソのマルコ・ウェットマンを含む多くのテストドライバーおよびリザーブドライバーがステリングを握った。
テスト初日の火曜日は豪雨に見舞われ、午前中のテストが赤旗による中断となった。午前中は、わずか数名のドライバーがフルウェットタイヤで試験的なレコノサンスラップを走行したのみだった。午後は、インタミディエイトタイヤでの走行に始まり、その後、スーパーソフト、ソフト、ミディアムが使用された。中断された時間を埋め合わせるために、テストは午後8時まで継続された。完全なドライコンディションとなったテスト2日目、各チームは、スーパーソフト、ソフト、ミディアムを使用してテストを行うことができた。フェラーリ、メルセデス、トロ・ロッソの協力を得て、ピレリは、2016年型タイヤレンジに組み入れられる可能性がある新素材をテストすることができた。マーキングが施されていないプロトタイプタイヤは、原稿のタイヤと似た特性を持っているが、原稿とは微妙に異なる素材が使用されている。テスト2日目は、気温13℃、路面温度18℃の曇り空の下で開催された。午後には、気温は21℃、路面温度は32℃まで上昇し、スーパーソフトによって適したコンディションとなった。テストを通じた最速タイムは、メルセデスのニコ・ロズベルグがP Zero レッド・スーパーソフトタイヤでテスト2日目に記録した1分09秒113だった。各チームには、2015年を通じて110セットのタイヤがテスト用に割り当てられている。(昨年の135セットアから減少している) 各チームは、各テストで使用したコンパウンドを事前にピレリに申請することによって、テスト用タイヤセットを自由に使用することが可能となる。ポール・ヘンベリー (ピレリ・モータースポーツ・ダイレクター)「オーストリアでのテストは、開始直後の雨によって、ややフラストレーションを感じる幕開けとなりましたが、火曜日の午後と時折晴れ間が出た水曜日は手応えを感じる作業を行うことができました。公式なタイヤ専用のインシーズンテストが設定されていない中、2016年シーズンに向けた新素材のテストに協力してくれたフェラーリ、メルセデス、トロ・ロッソに感謝しています。我々が今回収集したデータは、次世代のタイヤ開発を継続する上で非常に有益なものです」
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