FIAは、ネルソン・ピケJr.のクラッシュゲートに関する供述書が証拠として漏洩したことを“深刻”な事実だとしている。ネルソン・ピケJr.の供述書と同様に、世界モータースポーツ評議会では、ピケJr.がスピン中にアクセルを踏んでいたというテレメタリーデータを含んだ証拠となると考えられている。今回の流出は、ルノーのF1追放判断がありうる9月21日の世界モータースポーツ評議会の判断に何らかの作用を与えようとの試みだとの主張もあがっている
「FIAは情報漏洩を徹底的に調査する。非常に深刻な問題だ」とFIAの広報は”Mirror”紙にコメント。「世界モータースポーツ評議会のメンバーは、伝聞や流出に基づかない客観的な判断をし、多角的に証拠証言を考えなければならない」ピケJr.の供述書は今週世界モータースポーツ評議会のメンバーに配布されたとみられるが、FIAは自身が漏洩元であることは否定している。ネルソン・ピケJr.の広報は「我々にはそれについて情報はなにもないです。我々はこれを公表していませんし、それが何かもわかりません」とコメントしている。「インターネットで文書を見ましたが、私が知っているのはあなたと同じくらいです」モンツァのパドックでは、このスキャンダルが流れた木曜日にフラビオ・.ブリアトーレの姿がなかったことが注目されている。報じられたところでは、フラビオ・ブリアトーレは、ルノーCEOのカルロス・ゴーンと会うためにパリにいたとされている。
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