ネルソン・ピケJr.は、今シーズンのロマン・グロージャンの活躍を“運”が良かっただけで“驚異的ではない”と評した。ネルソン・ピケJr.は、2008年のF1シンガポールGPでの“クラッシュゲート”事件が明るみに出た2009年、シーズン途中でルノーを放出された。その後任としてルノーのシートに座ったのがロマン・グロージャンだった。
その時は活躍できずにF1シートを失ったロマン・グロージャンだが、今年エリック・ブーリエの手引きにより、ロータスでF1復帰。ここまで3度の表彰台を獲得する活躍をみせている。だが、ネルソン・ピケJr.は、ロマン・グロージャンの活躍はクルマのおかげであり、元チームメイトのフェルナンド・アロンソがE20を運転していれば、ロータスはチャンピオンシップをリードしているだろうと述べた。「アロンソがそこにいれば、彼はチャンピオンシップに勝っているだろうね」とネルソン・ピケJr.は TotalRace にコメント。「彼(グロージャン)がとても良くなったのは確かだけど、驚異的というほどではない。アロンソとは比べ物にならない」「彼は運がいいよね。F1後、GP2でもう1シーズン過ごし、スポンサーを見つけて、ペイドライバーとしてF1に戻った。そうだろ?」「そのあと、何と言うか、キャリアの面で状況がうまく進んだ。彼にとってタイミングが非常に良かった」「彼はとても幸運だ。チームメイトが少し弱く、とても良いマシンがあるときに来たんだからね」とネルソン・ピケJr.は、キミ・ライコネンを“弱い”と評した。
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