ドイツGPで、自身初となるF1表彰台を達成したネルソン・ピケJr.。それは今シーズン、ルノーにとっての初表彰台でもあった。次戦ハンガリーGPで、再び表彰台のために戦うことは難しいと語るピケJr.だが、この表彰台をきっかけに後半戦での躍進を目指す。ネルソン、あなたはドイツGPを2位でフィニッシュしました。あなたの週末を話していただけますか...表彰台でフィニッシュしたことは、チームにとって驚くべき結果だった。予選を期待はずれの順位で終えて、ポイント獲得が難しいとわかったので、僕の週末は終わったと思っていた。でも...
F1で初めて表彰台に立って、どんな気分でしたか?表彰台に立って、チームのみんながとても喜んでいるのを見るのは素晴らしい気分だったし、僕たちみんなにとって大きな後押しとなった。僕は少し幸運だったことはわかっているけど、運も必要だし、レース終盤、僕たちは2位を守るのに十分な強さがあった。マシンはソフトタイヤを履いていても本当に良かったし、ハードにプッシュして、一貫性を保つことができた。表彰台はチーム全体にとって素晴らしい報いになった。特に僕たちは今年いくつかの問題を抱えていたし、ルーキーシーズンでこの結果を得られたことは嬉しい。これがちょうど始まりとなって、すぐにもう一度ドイツで感じた経験をしたいね。次はハンガリーへ向かいます。サーキットは数年前、あなたがGP2で素晴らしいレースをした場所です。そこに戻ることが楽しみですか?もちろんさ。2006年のGP2での週末はとても特別だった。僕は土曜日にポールポジションからのフィーチャーレースと日曜のスプリントレースで優勝し、両方のレースでファステストラップを記録したからね。間違いなくレースでの僕の最高の週末のひとつだ。良いリズムを見つけることができれば、かなりやりがいのあるトラックだし、僕のドライビングスタイルに合っていると思う。確かにF1マシンで運転したことはないけど、今週末それをすることを楽しみにしている。最後に、週末の目標はなんですか?トップのマシンとのギャップはまだあまりに大きいので、通常の状況下で再び表彰台のために戦うことは難しいだろうと思う。中団グループとのバトルも、ドイツのように非常にコンペティティブになると思う。ハンガリーはオーバーテイクがとても難しいから良いグリッドポジションを得ることに集中しなければならない。Q3に進むことができたら、日曜日にポイントのために戦うことが現実的なゴールになると思うし、それができれば、ハッピーだね。