ピエール・ガスリーは、レッドブルF1がジュニアドライバーとして自分のキャリアを支援してくれた投資にリターンできたと自負している。ピエール・ガスリーは、F1キャリア全体をレッドブルが所有する2つのチームでレースに費やしてきた。トロロッソでF1デビューを果たしたガスリーは、レッドブル・レーシングに昇格したが、それは半シーズンしか続かず、姉妹チームに戻り、2020年にチームはアルファタウリになった。
だが、ピエール・ガスリーとレッドブルのパートナーシップは今シーズンで終了。来季からアルピーヌF1チームに完全移籍する。チームプレイヤーとしての自分の特性についてピエール・ガスリーは「F1に来たとき、そしてレッドブルから戻ったとき、レッドブルアンバサダーとしてできる限りの役割を果たした」と振り返る。「将来が閉ざされているというのは常識にすぎない。自分のキャリアを前進させる機会を与えてくれるものだけど、将来がどうなるかわかりません。悪い条件で終わったわけではない」「関係はおそらくこれまで以上に良好であり、僕が契約を結んだことを彼らが理解してくれたことに感謝している」「彼らは『オーケー、聞いてくれ。君は契約している。残念ながら、君ここにとどまることになる』と言うこともできたし、僕はそうなっても気にはしない」「でも、そういうことにもならなかった。彼(フランツ・トスト/チーム代表)は、これが僕にとって個人的に重要であり、全員にとってウィンウィンの取引であることを理解してくれた」「彼らは僕のキャリアに投資して、投資から利益を得た。僕は幸せだ。レッドブルも幸せだ。アルピーヌも幸せだ。僕たち全員にとって良い取引を見つけることができた」