ピエール・ガスリーは、F1で1レースの出場停止の危機に瀕しているが、自分が危険なドライバーであるという見方を一蹴した。昨年110ポイントを獲得したピエール・ガスリーだが、今年は最後の2レースを残して23ポイントしか獲得できておらず、2018年以来の最悪のシーズンになることはほぼ確実だ。
その一方、ピエール・ガスリーはペナルティポイントのチャートのトップにいる。10ポイントを獲得したということは、あと2ポイントで1レースの出場禁止がトリガーされる。さらに悪いことに2023年のF1モナコGPまで、その集計は彼の記録から削除されることはない。これにより、ピエール・ガスリーは、来年の新しいチームであるアルピーヌに参加してから最初の数か月以内にレースを逃す危険にさらされている。意図的にブラジルで軽い違反を犯してペナルティポイントを消化し、アブダビでアルファタウリに別れを告げることを限りは・・・。しかし、ピエール・ガスリーは、5月以降に獲得した10ポイントすべてについて、自分が「危険な」レーサーと見なされるべきではないと主張している。実際、その一部は、セーフティカーから大きく離れたり、トラックリミット違反などのインシデントで発生している。「僕はレースへの出場停止にかなり近づいているけど、僕の意見では、過去12か月間、自分がそんなに危険だったとは感じていない」とピエール・ガスリーはGPFansに語った。「今年、セーフティカーの後ろで減速しすぎたり、何度かトラックリミット超えたことで出場停止になるとすれば残念だ」「彼ら(FIA)はそれに取り組んでいるし、おそらく来年には変更があるだろう。それを聞けてよかった」ピエール・ガスリーは、特にドライバーの参加を危険にさらすために加算されたペナルティポイントが、それらを正当化しない違反に対して発行されていると考えているのは自分だけではないと語る。「レギュレーションでは、危険なドライビングを行うとポイントを失うと規定されている」とピエール・ガスリーは語った。「現時点では、セーフティカーやトラックリミットの違反のためにポイントを失っているし、それに対するペナルティはレース禁止だ」「それは非常に厳しいと僕たち全員が同意しているし、スチュワードも同意している。彼らはそれに取り組んでいるし、来年は何か違うものを考え出す必要があると思う」