アルピーヌF1のピエール・ガスリーは、F1サウジアラビアGPで6位入賞を果たし、シーズンで初めて100ポイントを突破した。これまでのピエール・ガスリーのフルシーズンでのベストポイントは、レッドブルとトロロッソで走った2019年の95ポイントだったが、1レースを残して100ポイントクラブに加入した。
ピエール・ガスリーは、6番手スタートと6位フィニッシュ。100ポイントの壁を突破しただけでなく、7位のシャルル・ルクレール、8位のカルロス・サインツのフェラーリ勢を上回った。「スーパーハッピーだ。僕たちにとってもう1つのトップ6であり、2台のフェラーリの前でフィニッシュした。とても素晴らしい」とピエール・ガスリーはレース後に記者団に語った。「僕サイドでは100ポイントを達成したことになる。それはシーズンの高い目標だったし、それを達成できたこと、そして、チームにも本当に満足している」前戦F1カタールGPでは、アルファタウリ・ホンダF1のレースペースを“衝撃的な遅さ”だと語っていたピエール・ガスリーだが、少なくともジェッダ・コーニッシュ・サーキットのコーナーでは改善が見られた。だが、ライバルのアルピーヌF1は、エステバン・オコンが4位でフィニッシュし、アルファタウリ・ホンダF1に対するチームのアドバンテージを29ポイントに広げ、コンストラクターズ5位をほぼ確実なものとした可能性がある。ピエール・ガスリーは、アルファタウリ・ホンダF1はアルピーヌがシーズン後半にどこからパフォーマンスを見い出したのかを解明しなければならないと語る。「厳しかった。ストレートではメインのライバルに比べてかなり遅かったので、もう少し分析する必要がある」とF1サウジアラビアGPでのアルファタウリ・ホンダのペースについてピエール・ガスリーは語った。「コーナーでは、カタールとは違ってかなり競争力があったと思うし、最終的に僕たちは速かったので、最後にダニエル(リカルド)を捕まえることができた」「でも、僕たちはアルピーヌのペースを持っていなかった。彼らはシーズン終盤に何かを見つけたようだ」「レビューするけど、客観的には6位であり、それについて本当に満足していいと思う」ピエール・ガスリーのチームメイトである角田裕毅にとって、レースはシャルル・ルクレールへのセンセーショナルなオーバーテイクを含む有望な瞬間もあったが、セバスチャン・ベッテルと衝突したことで台無しになり、その過程でフロントウィングを破壊して14位でフィニッシュ。5秒ペナルティと2点のペナルティポイントを科された角田裕毅は、セバスチャン・ベッテルにクラッシュについて謝罪した。「最後のスタートはうまくいったけど、最初の2つは多くのポジションを失ってしましました」と角田裕毅は振り返った。「オーバーテイクのミスはもう少し待つべきだったし、ベッテルとの衝突してしまいました。完全に僕のせいだったし、セバスチャンに謝罪します」
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