アルファタウリ・ホンダのピエール・ガスリーは、2021年F1イタリアGPをマシントラブルによりリタイアで終えた。前日のスプリント予選でクラッシュを喫したピエール・ガスリーは、スタートが最後尾となることが決まっていたことから、パワーユニット(PU)を交換。エナジーストアが新スペックとなったため、レギュレーションによってピットレーンスタートが決まった。
しかし、レコノサンスラップでガスリーが異常を報告。これを修復してのスタートとなった。だが、問題は解決せず、1周目を終えてリタイアせざるを得なかった。レースウイークのスタートは素晴らしく、予選でも引き続きいいパフォーマンスが発揮できたけど、昨日のスプリント予選以降はとても残念な形になってしまった」とピエール・ガスリーはコメント。「レコノサンスラップで異常があることが分かったけど、レースまでに解決できなかった。僕らのホームレースだけに、2台とも走れないというのは厳しい結果だ」「マシンパフォーマンスがいいことは分かっているので、ハードワークをして次のレースの準備に取り組むことが重要だ」