アルファタウリ・ホンダF1のピエール・ガスリーは、2021年F1ハンガリーGPの決勝を6位でフィニッシュした。5番グリッドのピエール・ガスリーは、スタートでの多重クラッシュを避けるためにコースを大きく外れてポジションダウン。レース再開後は12番手でレースを進める。
その後、迫ってくるハミルトンを抑えつつ、シューマッハをオーバーテイクしてポジションを上げる素晴らしい走りを見せたピエール・ガスリーは、30周目にピットインして8番手でレースに復帰。ピットストップ後のペースもよく、ターン1でラティフィをオーバーテイク。7番手まで順位を回復すると、角田の背後に迫り、チームはよりフレッシュなタイヤのガスリーを先行させる。レース終盤、7番手走行中の角田裕毅がターン2でスピンを喫したことで、角田との差が大きくなったピエール・ガスリーは、69周目にピットインしてソフトタイヤに交換。ファイナルラップでファステストラップを記録し、1ポイントを追加し、6位でチェッカーフラッグを受けた。「正直に言って、今日のレースをどう考えればいいのかよく分からない」とピエール・ガスリーはコメント。「5番手からスタートし、そこが今日の望みうるベストの順位だと思うけど、1コーナーでのインシデントに引っかかり、大きく順位を落としてからの6位入賞だ。様々な波乱のあったレースで、このポジションでフィニッシュできたのはいいことだけど、もっと上位に行けたことも事実だと思う」「予選ではトップチームに次ぐ“ベスト・オブ・ザ・レスト”の位置につけて、マシンには満足していたので、今週末は多くのポジティブな点があったけど、チャンピオンシップを考えると、(中団のライバルに比べて)多くのポイントを失ってしまったことは残念だ。ただ、今日の状況から考えると、できうる限りの結果は残せたと思う」「エステバン(オコン/アルピーヌ)には心から祝福を送る。彼らは戦略面で正しい判断をしたことで素晴らしい勝利を挙げた」
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