アルファタウリ・ホンダF1のピエール・ガスリーは、F1アゼルバイジャンGPの予選で初のQ3進出を果たしたものの、最後にクラッシュで終えた角田裕毅を励ました。角田裕毅はQ2で2番手タイムを記録して自身初めてのQ3進出。日本人ドライバーとしては2012年の小林可夢偉選手以来の快挙となった。しかし、予選Q3の最後のアタックで角田裕毅はターン3でクラッシュ。赤旗を出し、他のドライバーはアタックができなかった。
その恩恵もあり(?)、予選4番手となったピエール・ガスリーは、セッション後、角田裕毅を激励した。「ユウキは、プラン通りに締めくくることができなかったけど、今週末はとてもよくやっていると思う」とピエール・ガスリーはコメント。「各セッションを通じてペースを上げるために懸命に取り組んできたので、初のQ3進出を果たしたことを喜んでいいと思う」自身の予選については「率直に言うと、とんでもない一日だったね」とピエール・ガスリーはコメント。「FP3でトップタイムをマークして、予選に向けてはすごくエキサイティングな気持ちになった。今日は明らかにペースがよく、力強さも感じていた。レースウイーク中はずっとプッシュし続けているけど、ここバクーではマシンをうまく機能させられている」「予選でのパフォーマンスにも満足していて、最終的にはトップ争いができる位置にいられたのではないかと思うけど、4番手というのも素晴らしい結果だし、上位との差もわずかだ。チーム全員の素晴らしい努力の成果であり、ここまで向上できたことをみんなが誇りに思うべきだ」「一周ごと、セッションごとに状態を上げていき、すべて限界までプッシュしようとしてきたけど、今週末はそれがうまくできている。Q3では全力を出し切れて、明日のレースに向けて非常にいい位置につけられた」2021年 F1アゼルバイジャンGP 予選 結果1.シャルル・ルクレール(フェラーリ)2.ルイス・ハミルトン(メルセデス)3.マックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)4.ピエール・ガスリー(アルファタウリ・ホンダ)5.カルロス・サインツ(フェラーリ)6.ランド・ノリス(マクラーレン)7.セルジオ・ペレス(レッドブル・ホンダ)8.角田裕毅(アルファタウリ・ホンダ)9.フェルナンド・アロンソ(アルピーヌ)10.バルテリ・ボッタス(メルセデス)11.セバスチャン・ベッテル(アストンマーティン)12.エステバン・オコン(アルピーヌ)13.ダニエル・リカルド(マクラーレン)14.キミ・ライコネン(アルファロメオ)15.ジョージ・ラッセル(ウィリアムズ)16.ニコラス・ラティフィ(ウィリアムズ)17.ミック・シューマッハ(ハース)18.ニキータ・マゼピン(ハース)  アントニオ・ジョビナッツィ(アルファロメオ)  ランス・ストロール(アストンマーティン)
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