スクーデリア・アルファタウリのピエール・ガスリーは、2021年F1プレシーズンテスト1日目の午前中の走行を担当。2021年型マシン『AT02』で初の公式走行となったが、精力的に周回を重ね、トータル74周を走行した。走行時間のほとんどが、空力データの収集とシステムチェックに費やされまが、ピエール・ガスリーは午前のセッションでの最多周回をマーク。C3タイヤで記録したタイムが自己ベストラップとなり、トップから0.028秒差の2番手(総合9番手)で走行を終えた。
「マシンから得られる感触がすべてよかったので、多くの周回を重ねていい形でテストをスタートさせるという、今日の目標を達成することができた」とピエール・ガスリーは語った。「走行は3日間しかないので、コース上での時間をフルに使うことが重要だ。今日は初日のプログラムをすべて完了することができ、マシンの感覚もとてもよかった。もちろん、まだ改善に取り組むべき領域はあるが、初日としては想定の範囲内だ」「今日はかなり厳しいコンディションで、F1マシンはこの強風ではなかなか機能しづらいのけど、開幕戦も同じサーキットなので、そういった環境下でマシンの挙動がどうなるかを理解できたことはよかった」関連:F1プレシーズンテスト初日:レッドブルF1のフェルスタッペンが首位発進。角田裕毅はC2タイヤで9番手