レッドブル・レーシングのピエール・ガスリーは、F1バルセロナテスト2日目にクラッシュを喫し、走行を早めに切り上げることになった。ピエール・ガスリーは2月19日(火)にレッドブル・レーシングのテストを担当。ホンダのF1エンジンを搭載したレッドブル・レーシングの新車『RB15』での初走行となった。
序盤は何も問題なく走行を重ねていたピエール・ガスリーだったが、セッション残り1時間20分となったところでターン12でコントロールを失ってスピンを喫し、タイヤバリアにクラッシュ。セッションは赤旗中断となり、マシンはリアにダメージを負ったため、レッドブル・ホンダはテストを切り上げることになった。「基本的に限界までクルマをプッシュするものだし、限界を探っていた」とピエール・ガスリーはコメント。「スロットルを踏み込んだら、リアのコントロールを失った。基本的にはそういうことだ。少し不意打ちを食らわせた感じだったし、そうなってしまったらやれることはあまりない。僕たちにはあと6日間のテストがあるし、テストするためのことはたくさんある」クラッシュにも関わらず、ピエール・ガスリーは92周を走行し、前日にチームメイトのマックス・フェルスタッペンが記録したタイムから0.338秒遅れとなる1分19秒426を記録した。「クルマに戻れて本当に興奮していた。一日を通していくつかポジティブなテストができた。クルマをとても快適に感じることができた。クルマには本当に良いポテンシャルがあると感じている」とピエール・ガスリーはコメント。「僕たちはパッケージをもっと理解する必要があるけど、最初のフィードバックとしてはいい感じだ」これまでのところ、ホンダの2019年F1パワーユニット『RA619H』は信頼性を発揮しており、レッドブル・レーシング、トロロッソともに大きな問題は発生していない。トロロッソ・ホンダは2日目にアレクサンダー・アルボンが走行を担当して、4番手タイムを記録する生産的な一日を過ごした。「トロロッソを見れば、彼らは多くの周回を走っていたし、僕たちはすべてのフィードバックを利用する必要がある」とピエール・ガスリーはコメント。「でも、ここまでのところ、僕たちはホンダが成し遂げた仕事に本当に満足している。今後6日間でさらに多くのテストを行う必要があるけど、ここまでのところは本当に満足している」OO.ready(function() {window.pp = OO.Player.create("player", "x5c2ZhaDE6dPIsmfO_-6YNE7UWQnDvXC");});2019年 F1 バルセロナテスト 2日目 結果PosドライバーチームマシンタイムGAP周回1シャルル・ルクレールフェラーリSF901分18秒247 ●  1542ランド・ノリスマクラーレンMCL341分18秒553 ● 0.3061043ケビン・マグヌッセンハースVF-191分19秒206 ● 0.959594アレクサンダー・アルボントロロッソSTR141分19秒301 ● 1.0541325アントニオ・ジョビナッツィアルファロメオC381分19秒312 ● 1.2881016バルテリ・ボッタスメルセデスW101分19秒535 ● 1.288897ピエール・ガスリーレッドブルRB151分19秒814 ● 1.567928ニコ・ヒュルケンベルグルノーR.S.191分19秒837 ● 1.590959ダニエル・リカルドルノーR.S.191分19秒886 ● 1.6392810ルイス・ハミルトンメルセデスW101分19秒928 ● 1.6817411ランス・ストロールレーシングポイントRP191分20秒433 ● 2.1867912ピエトロ・フィッティパルディハースVF-191分21秒849 ● 3.60213● C1 / ○ C2 / ● C3 / ● C4 / ○ C5ピレリは、2019年のF1世界選手権から新しいタイヤ命名システムを導入。ドライコンパウンドは7種類から5種類への削減され、内部的に最も硬いものをC1(コンパウンド1)、最も柔らかいものをC5(コンパウンド5)と名付け、その中から3つのコンパウンドを各レースでハード(ホワイト)、ミディアム(イエロー)、ソフト(レッド)として配分する。 公式テストではレースとは異なり、5種類すべてのコンパウンドが使用するため、F1マシンがどのタイヤを装着しているかを識別しやくすくするため、ピレリは最も硬いC1と最も柔らかいC5にサイドウォールにストライプをつけないカラーリングを採用ししている。
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