トロロッソ・ホンダのピエール・ガスリーは、現在のF1タイヤは別のマシンに接近するとすぐにパフォーマンスを失ってしまうとして改善を求めている。F1ブラジルGPの週末、ドライバーはピレリとの会議に参加し、現世代のF1タイヤをどのように改善するべきかについてフィードバックを与えた。ピエール・ガスリーは、別のマシンに接近した際にタイヤは“3周で使い物にならなくなる”として改善を求めた。
「改善できる方法について1年中話題になっていたと思うし、改善できることはたくさんある。でも、1つ明らかな点は、もう少し堅牢でオーバーヒートに敏感ではなく、もっと長く他のクルマについていく機会を与えてくれるタイヤがあれば、レースは改善できると思う」とピエール・ガスリーは RaceFans にコメント。「現時点では他のクルマに本当に近づけば、3周でスライドし始めて、タイヤの温度が3度上がり、基本帝にパフォーマンスが失われてします。その後、雪だるま式に温度が上がり続けて、終わってしまう」「FOMが彼らに求めたことを尊重する必要もあるけど、そこがピレリが注力していくことだと思うし、僕たちはすでに彼らにそれを伝えている。何度も話し合ってきた話題だと思うし、僕たちドライバーは、今後に向けて必要としている見解や願望について自分たちの意見をもっと強く主張すべきかもしれない」