ピエール・ガスリーは、今シーズン終了後のアブダビテストで2019年の移籍に先駆けてレッドブル・レーシングとの準備を開始できることを望んでいると語る。今年、トロロッソ・ホンダで印象的なシーズンを過ごしたピエール・ガスリーは、2019年にルノーに移籍するダニエル・リカルドの後任としてレッドブル・レーシングに加入することが決定している。
ピエール・ガスリーが、トロロッソ・ホンダのカラーで最後に登場するのは11月のF1アブダビGPとなるが、レース後にはヤス・マリーナ・サーキットで2日間のテストが予定されている。レッドブル・レーシングで早期にテストを実施する計画はあるかと質問されたピエール・ガスリーは、議論はしており、それが実現することを期待していると認める。「そうだね、僕たちはそれについて議論しているけど、現時点では何も決まってはいない」とピエール・ガスリーはコメント。「たとえ今年のクルマであっても、初めてテストできることが良いことなのは確かだ。自分のエンジニアやチームと仕事を開始できるんだからね」「来週か再来週にはもっと多くのことを知ることができるはずだと思っている」ピエール・ガスリーは、F1デビュー前にレッドブル・レーシングのテスト兼開発ドライバーを務めており、昨年のハンガリーテストを始め、2015年と201年もレッドブルのマシンを走らせている。ピエール・ガスリーは、アブダビテストでチームを切り替えるドライバーの一人になる可能性がある。シャルル・ルクレール(ザウバー→フェラーリ)、キミ・ライコネン(フェラーリ→ザウバー)は、今シーズンとは異なるレーシングスーツで異なるカラーのマシンを走らせると考えられている。しかし、2019年にルノーに移籍するダニエル・リカルドにとっては、今シーズン中にに次の所属先でテストをすることは難しいようだ。そうなった場合、ルノーからマクラーレンに移籍するカルロス・サインツも新チームとの仕事を開始できない可能性がある。アブダビテストは11月28~29日にヤス・マリーナ・サーキットで行われる。