トロロッソ・ホンダのピエール・ガスリーは、エンジンパートナーのホンダが先週末のF1バーレーンGPで“大幅なステップ”を果たしたと称えた。ピエール・ガスリーは、F1バーレーンGPでQ3進出を果たして6番手タイムを記録。決勝でも安定したパフォーマンスを披露して4位入賞を果たした。
ピエール・ガスリーの4位は、2015年にマクラーレンのパートナーとしてF1復帰して以降、パフォーマンスと信頼性不足に悩まされてきたホンダにとってのベストリザルトとなる。トロロッソ・ホンダのバーレーンでのパフォーマンスは、開幕戦オーストラリアGPとは正反対のものだった。メルボルンでは両方のドライバーがQ1で敗退し、ピエール・ガスリーは最下位。レースでもブレントン・ハートレーが最下位、ピエール・ガスリーはMGU-Hのトラブルによるリタイアという今後を不安視されるものだった。「彼らは大きなステップを果たした。それは間違いない」とピエール・ガスリーはコメント。「正確に比較するのは難しいし、数値を言いたくはないけど、彼らはかなり大きなステップを果たしている」「僕たちは今週末新しいMGU-Hを導入したけど、それは信頼性の部分だけだ。僕たちはその良さには驚いている。2週間前にはあまりパフォーマンスを発揮できなかった。ようやく僕たちはセットアプを変更したし、空力プラットフォームははるかに良くなっていると思う」「僕たちはより多くのダウンフォースと少ないドラッグを手にしたように思う。全てが改善されていたし、コーナースピードと直線は週末をしてかなり良かった。F1で4位でフィニッシュするためには良いエンジンが必要だし、エンジンは優れてる」F1参戦7戦目で初ポイントを獲得したピエール・ガスリーは、4位入賞はグランプリに勝ったのと同じような気分だと語り、トロロッソはシーズンを通してホンダと進歩を続けていけることを願っていると述べた。「ペースは強かった。僕たちは後ろのマグヌッセンよりも速かった。他の人たちやルノー勢と比較してどうかはわからないけど、僕たちは両方のコンパウンドでデグラデーションもなく速かった」「今週末はクルマのセットアップとタイヤについてメルボルンよりもはるかに理解していたのは間違いない。それが今後数レースでも役立つことを願ってる」