トロロッソ・ホンダのピエール・ガスリーは、F1バーレーンGPでの4位入賞が、今後のF1キャリアに大きく役立つと考えている。ピエール・ガスリーは、F1バーレーンGPで予選6番手、決勝4位と大活躍し、F1パドックに衝撃を与えた。4位はホンダが2015年にF1復帰してからのベストリザルとなる。
22歳のピエール・ガスリーは、すでにダニエル・リカルドがレッドブル・レーシングを離脱した場合の後任候補に挙げられている。バーレーンでの結果はレッドブル・レーシング昇格という目標の後押しになったかと質問されたピエール・ガスリーは「今はそれについては考えたくない。でも、もう少し後になったら全てを分析するつもりだ」とコメント。ピエール・ガスリーのF1への道は決して単純なものではなかった。2016年にGP2でタイトルを獲得したピエール・ガスリーだが、レッドブルのモータースポーツアドバイザーを務めるヘルムート・マルコは、まだガスリーがF1への準備ができていないとして日本のスーパーフォーミュラに送り込んだ。「僕のここまでの道のりは簡単なものではなかったけど、最終的に僕は参戦してジュニアカテゴリーのすべてで常にトップ3にいた」「今、僕は非常に経験豊かで才能のあるドライバーたちと戦っているし、ミスはできない」「ダニエル・リカルドやバルテリ・ボッタスの次のグリッドに立つのは非常に重要な経験だった。彼らは長くF1にいるけど、僕は7戦目だ。学ばなければならないことはたくさんある。でも、バーレーンはかなり助けになった」レース後にヘルムート・マルコと何を話したかと質問されたピエール・ガスリーは「彼は僕が素晴らしいレースをしたと言っていたけど、僕はすでにそれをわかっていたよ!」とコメント。「ヘルムートの笑顔は本当に素晴らしかったね」しかし、今のところは、ピエール・ガスリーは、トロロッソ、そして、マクラーレンとの悪夢の後に再建を図っているホンダにとって重要なドラバーだ。「ホンダは素晴らしい進歩を遂げているけど、他のメーカーと彼らを比較するのは難しい」とピエール・ガスリーはコメント。「数字について言及したくはないけど、彼らが大きな前進を果たしたことは明らかだ」トロロッソのチーム代表フランツ・トストは「我々は2戦目で4位になるとは予想していなかった」と付け加えた。「だが、我々はホンダから開幕戦10戦以内に良い結果を期待できると常に伝えられていた」
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