元F1ドライバーのヴィタリー・ペトロフが、マノーからWECのLMP2クラスに参戦することが発表された。ロシア出身のヴィタリー・ペトロフは、2010年にルノーでF1デビュー。2012年にケータハムでF1に参戦した後にF1シートを喪失。2014年はメルセデスからDTMに参戦。昨年はSMPレーシングからWECに参戦していた。
マノーは31日(日)、ヴィタリー・ペトロフがWECおよびル・マン24時間レースに参戦することを発表。マノーのレーシングスーツを着用して、マシンと一緒に写っている写真をTwitterに投稿した。マシンにはSMPレーシングのロゴが追加されており、ヴィタリー・ペトロフがスポンサーとして持ち込んだことがわかる。マノーは、今年も2台体制でWECに参戦。24号車はジャン・エリック・ベルニュ、トア・グレイブス、ジョナサン・ハーシー、25車はヴィタリー・ペトロフ、サイモン・トルマー、ロベルト・ゴンザレスが走らせる。マノーは「ヴィタリーが我々のチームに加入することをとても嬉しく思う。我々のドライバーラインナップにまた大きな才能を加えられたのは素晴らしいことだ」と声明で述べた。「ヴィタリーにはWECとル・マン24時間レースの経験があり、彼は我々のチームに非常に良い強みとなる。我々はF1時代からヴィタリーのことを知っている。彼は非常にコンペティティブなドライバーであり、2017年に彼と一緒にレースをすることを本当に楽しみにしている」