ヴィタリー・ペトロフは、今年ルノーでF1デビューするためにシートを買ったことを認めた。しかし、ヴィタリー・ペトロフは、ロシアの多国籍企業から数億ルーブルの資金提供を受けているという報道を否定した。ペトロフの今年のヘルメット・バイザーには「ロシア」の文字が目立っている。
「僕がここにいるのは父が資金を提供してくれたからだ。父とマネージャーと父の友人だけだ。それ以外はいない」とペトロフはコメント。ヴィタリー・ペトロフは、ロシア人初のF1ドライバーとなったが、ロシア企業の関心を集めることを期待している。BBCは、ルノーとヴィタリー・ペトロフの契約は、1年でり、2011年と2012年のオプションがあると報じた。「ロシアの人々はここで起きていることに気づかなくてはならない。僕らはスポンサーシップの助けもなくF1にたどり着いたのだから」「これからは、みんながF1にいる僕たちの姿を見ることになるので、状況が変われば嬉しい」またペトロフ、自身が今年グリッドに並ぶことでF1ロシアGP開催に繋がることを期待している。「こうなるために頑張ってきた。僕はみんなに『僕らはロシアだ。大きな国なんだ。グランプリを開催しなくてはならない』といい続けてきた」「そして今、僕はここにいる。きっとみんなが何かをしようとしてくれるだろう」ルノーのチーム代表エリック・ブーリエは、ペトロフがルノーの2010年のF1予算の約7%に貢献していることを認めたが、最優先事項は才能あるドライバーと契約することだったと主張している。「我々は実際、ヴィタリーの2倍の金額を持ち込めるドライバーたちと交渉した」
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