セルジオ・ペレスは、2024年F1ハンガリーGPの決勝を7位でフィニッシュ。「感覚を取り戻せてきている」と語った。予選Q1でクラッシュを喫して16番グリッドからのスタートとなったセルジオ・ペレスは、ハードタイヤでスタートするリバースストラテジーの2ストップ戦略を遂行し、9ポジションアップで汚名挽回。同じく9ポジションアップのジョージ・ラッセル(メルセデス)とのバトルを制した。
「今日はできる限りを尽くしたと思う」とセルジオ・ペレスはコメント。「ハードタイヤを装着していた最初のスティントはオーバーテイクがとても難しい状況だった。ハードタイヤでスタートすることは攻めた戦略だったと思うけど、僕たちにとってはうまく作用したようだった」「スタートから正しいタイミングで確実に改善を重ねていきながら、うまくまとめることが重要だった。チームは一晩でマシンを作り直さなければならなかったため、100%のセットアップではなかったけど、マシンとの一体感を感じられたことはポジティブだったし、感覚を取り戻せてきているようで自信にもつながった「昨日のクラッシュの後、リカバリーのためにチームはすばらしい仕事をしてくれたので、自分のパフォーマンスを最大限に発揮する必要があった。チームのみんなや僕と一緒に戦ってくれる人たちのために、全力を尽くさなければならない」「引き続き改善に努め、調子を取り戻すことに専念したいと思う。今日はトップグループで戦えるペースがあることを示せたので、表彰台に戻るのも時間の問題だと思う」